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ブラジル経済の歴史を徹底分析!

『ハイパーインフレ』を見事!克服し、

『債務国』から『債権国』に復活したブラジル経済





ブラジル政府が、

最重要視!!しているテーマは、

中国のような、、

 → なりふりかまわない、、急成長!!

 ではなく、

 → 『サステイナブル(持続可能)』な経済成長です♪



「何故!?ブラジルは、

 無理をしてでも急成長をしないでしょうか??」




・経済成長の『持続』を最重要視する!!

 という、

ブラジル政府のスタンスには、


ブラジルの過去の『苦い経緯』が反映されているのです。。


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・1960〜1970年代にかけて、

 → ブラジルでは、『2ケタ成長』が続いておりました。


その大きな要因として、

第一次オイルショックで原油価格が高騰、


大きな富を得た中東の人々が、

 → アメリカの銀行に預金をしました。


その運用先が、

 → 発展しかけていた中南米や東欧だったのです。


つまり、ブラジルは、

・海外からの直接投資

 を糧に、経済成長していたのですね。


当時のブラジル政府は、

基礎産業を育成するには、インフラ整備が不可欠!!

 と考え、


公社を作り、海外から流れ込んだ資金を活用し、

インフラ投資を行っておりました。


ところが!!

80年代前半、アメリカのレーガン政権が、

 → 強力な金融引き締め!!を実施、


短期金利は、

『5%台から20%台へ』跳ね上がったのです。。


当然、ブラジルへの投資資金は、

 → 一気に!!引きげられ、、


ブラジルでは、

82年に対外債務支払い遅延が起き、

 → 『債務国』へと転落!!したのです。。



その結果、

80年から、94年の14年間に、


なんと!!


・『21兆%』のハイパーインフレが起きたのです。。


『デフレの国、日本』に住む、、我々としては、、


全く!!想像がつきませんよね〜!!??


まあ、それまでの政府発行紙幣が、、
 
 → 『紙くず』になったということですね。。(泣)




また、93年には、

『2489%』ものインフレ率を記録、

 → 毎月、『40%も!!』物価が上昇したといいます。。


このように、、ブラジル経済は、、

・海外の投資資金に過度に依存したばっかりに、、


過去、十数年の間、

今では、考えられないほど、、

 → 『どん底!!』だったのです。。


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しかし、そんなブラジル経済が、

好転した!!きっかけは、

92年から始まった『民営化』です。


公社を、次々と民営化したことが成功し、

ブラジル経済に活気!!が生まれました。



そして、95年に、

カルドーゾ前大統領が財務大臣に就任し、


インフレ抑制のための経済改革プログラム

 → 『レアルプラン』を導入♪



その結果、ブラジル経済は復活を遂げ、

 → インフレ率が低下♪


さらに!!

 → 財政収支も黒字化♪し、

 → 『債務国』から『債権国』へ復活!!


2009年には、

主要な格付け会社3社すべてで

 → ブラジルを投資適格♪

 とするに至ったのです!!


このブラジルの復活力は、凄いですね〜〜!!

今後の成長に頼もしい限りですねっ!!


以上のような、

ブラジル経済の歴史があることで、


ブラジル政府は、


『サステイナブル(持続可能)』な経済成長を目指すのです♪


投資家としては、

・バブルの波が激しい!!

 よりも、

・安定的に持続成長♪

 してくれる方がいいですよね〜??(笑)


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