|
おっさんの独り言
|
『一票の格差』の不平等
〜日本式民主主義VS中国社会主義市場経済〜
2003年11月10日
皆さん、選挙、お疲れさまでございます♪
皆さんは、今回の総選挙の結果をどのようにお考えでしょうか?
民主党の躍進が取り上げられておりますが、
もしも投票率がもっと高かったら民主党が政権を取っていたかもしれませんね。。。
今回の投票率は、史上2番目に低い59%でしたが、
皆さんはこの数字、どう読まれますか?
もちろん、おっさんがどこかのお偉方のように、
「選挙に行かない国民はけしからん!!」などと言うつもりはありませんし、
そんな筋合いはありませんが、
今回は、「一票の格差」に注目してみました♪
政党にはどこも支持団体があります。
よく、自民党○族って聞きますよね。。
一般的に、自民党や公明党などは、バックの支持団体が強いといわれております。
支持団体の方々は必ず投票に行かれますから、
投票率が低いほど、支持団体の方々の一票の価値が高くなるのです。
ですから、自民党や公明党の場合は、投票率が低い方が有利というわけです。
要は、投票に行かない人が増えれば増えるほど、
投票に行く人達の一票の価値が高くなるということです。
これを意訳すると、
投票率が低くなる程、
特定の目的を持った人たちの意見が日本の国政に反映されるということとなります。
※おっさんは、支持団体の方を批判しているわけではなく、あくまで一般論を述べております。
もちろん、おっさんは投票に行かない方々を批判しているわけでもありません。
投票に行くのも自由ですし、行かないのも自由です。
ただ、今回の選挙のように投票率が59%と低い場合、
今後4年間の日本の国政は、有権者の40%の人の意見は無視して行われることと同じなのです。
これって、平等な社会と言えますかね〜?
しかし、投票しないのも確かに自由なのです。
『平等』とか、『自由』、『民主主義』って、聞こえはとてもいいですけど難しいものですね。
(これについて語るのは、おっさんには難しすぎますが・・・)
また、経済的な観点で『日本の民主主義経済』と『中国の社会主義市場経済』を比べると、
前者は、多数決で決まる社会なので、
どうしても身動きがとりにくく、
大多数が賢明な行動を取れなくなった場合、とても危険ですね。。。
一方、後者は、トップが賢明でしっかりとしていれば、スピーディーな政策を実行できます。
最近はどうしても、後者の勢いが強いようですが・・・
『日本の民主主義』はどういう方向へ向かっているのでしょうか。。
個人的な意見を言わせて頂くと、
『聖域なき構造改革』ではないですが、
すべての人が自分の得になりそうなことばかりを望んでいくのではなく、
日本全体として伸ばせる所を伸ばしていかないと、
将来の日本は恐ろしいことになってしまうような気がします。。
例えば、年金問題などはいくら話し合っても、すべての人が納得することは無理ですよね。。
ともかく、今回見事、当選された先生方には頑張ってほしいものです!!
皆様、今回も長々とお付き合い頂き、ありがとうございます♪
(何だか、日記を書き続けていくうちに、題名と違ったような内容になってしまいました(笑))
皆さんも、日本の政治にはいろいろとご不満等あると思いますが、
誰にも・国にも頼らないで生きていける、
『自由で独立した人生』を目指し、これからも一緒に頑張っていきましょう♪
|