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おっさんの独り言



2004年度 中国株式市場の展望

2004年1月25日

最近、中国株投資信託が人気です♪

現在、日本での中国株投信は43本、その純資産残高は3000億円。

2003年の1年間で、新たな投信が12本増加し、
純資産残高も1500億円からの2倍となりました。

昨年の中国株は、機関投資家(投資信託)による買いにより相場が活発化した、
と言われておりましたが、確かに投資信託が増えておりますね〜。

何せ、前年比『2倍』ですから!

まあ、中国株(香港・上海・深セン)全体での時価総額は約150兆円ですから、
3000億円の日本の投信以外にも、世界中から投資資金が流れ込んでいるのでしょう。。

しかし、ここ1年で中国株が上がったと言っても、
真のチャイナパワーは、まだまだこれから!という期待もあります。

おっさんも21世紀はアジアの世紀になるのでは?と、強く信じておりますから。。

そこで、世界的に株式市場を見てみると、
アメリカ(NYSE・NASDAQ)は約2000兆円、
日本(東証)は約350兆円ですから、
中国の150兆円はまだまだ成長過程の序盤と言えるのでしょう。

しかし一方で、
中国株全体として、ファンダメンタル的には割安感が失われてきたな〜、
という感じがすることも事実です。

おっさんが中国株に参入した時は、割安な銘柄がゴロゴロあったものですが、

最近では、EBRRが1以下の銘柄がなかなか存在しないのですよね〜。。

おっさんが中国株に参入した2002年上半期においては、

ペトロチャイナはPERが6(現在はPER16)と、
PERが一けた台で投資できる銘柄が多かったように思います。

2003年度の中国株市場を振り返ると、
中国株式市場も認知・成熟してきたということでしょうね〜。。

以前、『中国株に投資している』と言うと、バカにされ、おっさんも少し悔しかったですが、
その分、安く投資できたということなのでしょう。。

中国株がバカにされてきた時代は、
例えバカにされても、我々投資家にとっては良き時代だったようです。。(笑)

極論を言えば、今までの中国株は、上がる時は全体的に上がり、
個々の企業のファンダメンタルはあまり関係ない傾向にありました。

しかしこれからは、個々の企業のファンダメンタルに対して、
より注目して投資する必要があるのではないでしょうか?

今後、中国株への参加者が増加した結果、短期的に株価が暴騰する時期もあることでしょう。

その際、以前から中国株に参入していた我々としては、
しっかりとファンダメンタルを評価して対応していきたいところです。。

我々は中国に長期的な夢を託して投資しております。

短期的な波に飲まれず、冷静に、長期的に観察して行くことが成功への道だと思います♪

それとも、現在投資をしてバカにされる、次なる国を探しに行きましょうか?(笑)


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