打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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おっさんの独り言



『IPO市場』は果たして過熱しすぎか??

2004年6月6日


最近、IPO(新規株式公開)の調子が良いようですね♪

先日の日経新聞によると、
「国内の株式市場に新規上場した株の初値が
公募価格以上となる負けなしの記録が昨年9月以来、97社連続となり、
過去最長となることが確実となった。」

これによると、なんと!
半年以上、公募価格以上の初値がついているということになりますね!

つまり、IPOの公募に応募して、
初値で売れば97社連続で利益が出たことになります♪

しかし、新規上場株人気の過熱感を指摘する声も出ているとのことですが、
今後、一体どうなるのでしょう??

IPOをする企業の経営者から見れば、
『強気』に、1円でも高い価格をつけて公募したいところですよね?

だって彼らからしてみれば、
リスクを取って人生をかけて会社を創業し、じっくりと年月かけて育ててきたのですから、
出荷価格は少しでも高いものにしたいでしょう。

それに、現状のIPO市場の調子が良いとなればなおさらですね♪
 
一般的に、IPO市場が好調期の『終盤』になると、
IPOしたい企業が「この波に乗り遅れん!」と、
『強気』の価格で勝負してくると言われております。

これにより、『終盤』にかけては比較的しょうもない企業でも、IPOが可能になる!!
と、いうのが前回の『ITバブル』での教訓です。。

当時は、赤字の企業でもじゃんじゃん上場しておりました♪

今回の『記録』がどこまで伸びるかわかりませんが、
果たして『IPO強気相場』がいつまで続くのでしょう??

我々投資家としては、1円でも安く投資したいところですよね?

ところで、おっさんの個人的な『IPO』に対する見解として、
『IPO』とは、ベンチャー企業の創業者の為の『イベント』だと思っております。

何故ならば、「企業を運営している人が『納得した価格』で売り出す」のですから。
もし企業側にとって『不利な価格』であれば、わざわざ公開はしないでしょう。

ですから、『公開する!』という決定をしたということは、
『企業側』の方が得をするイベントなのだ!

と、いう見解を持って、今まであまりIPOに対する注目も、勉強も、しませんでした。


しかし、IPOというイベントの後、ベンチャー企業は『生まれ変わる』のです♪

  ・ 軍資金を調達できる
  ・ 社会的な信用が生まれる
  ・ 良い人材が集まる

などなど・・・・。

つまり、企業にとって新たな『武器』が手に入るのです♪

また、公開後は、IPOというイベントにおいての『売り手』と『買い手』は運命共同体となるのです♪

となると、今までのおっさんが持っていた偏見、
『IPO=あかん!』は間違っていたのでしょう。

おっさんは、頑固すぎたのかもしれません。

我々投資家は、『自分の投資法』については頑固にならなくてはならないと思いますが、
投資家として成長し続けるためには、
入ってくる情報や知識に対しては決して『頑固』であってはならないのです。

今回、かな〜り反省したおっさんでした(笑)
う〜む、もっと頭を『柔軟に』しなくては!!


IPOに対する投資は、若い企業ということもあり、
なかなか『適正価格』を投資家として判断することは難しいですが、
日本に活気をつけるためにも、じゃんじゃんやって欲しいと思います!

頑張れ!!ベンチャー企業♪


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