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おっさんの独り言



ハイブリッド車はガソリン車を追い抜けない?

2004年7月6日


フォーブス の記事によると、
最近、アメリカでも『ハイブリッド車』に注目が集まってきているそうです♪

「ガソリンの高騰が続いている!(1ガロンあたり2ドル)」

一見、自動車メーカーには逆風ですが、
次世代ハイブリッド車を売り出そうとしている自動車メーカーにとっては、
絶好のチャンスですね♪

ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車は、
通常のガソリン車と比べ、燃費に優れているのですから☆

特に、アメリカではトヨタが誇るハイブリット車、
『プリウス』は2年先の予約もいっぱいだそうです♪

でも、本当にハイブリッド車はガソリン車よりも『お得』なのでしょうか?

GMの場合、ハイブリッド車は通常のガソリン車よりも価格は28万円ほど高いが、
ガソリン1ガロン当たりの走行距離は3.2KM程伸びる。

これをよくよく計算してみると、
ガソリン価格が1ガロン2ドルで落ち着いたとしても、
年間走行距離が2万4000KM程度の平均的ドライバーの場合だと、
年間2万円程度しか燃費が安くならない。。

ハイブリッド車購入で連邦税の所得控除(約16万5000円)が受けられるとしても、
燃費だけで差額を取り戻そうとするには『11年!』もかかる計算です。
これでは元を取る前に、クルマを買い換える人の方が多いですね。。

確かに、『ハイブリット』などに乗っていれば、
「俺は地球環境を守っている!」という満足感は得られると思いますが、

費用対効果をドライに考えると、
残念ながら経済的にはあまり合理的ではない選択のようです。。

最近は風力発電とか、ソーラーとかの技術も発展してきておりますが、
これらが本格的に普及するには、
経済的な費用対効果が必要不可欠なのでしょうね。。

もう一段の技術向上を期待致します♪

しかしだからといって、
今、『環境にやさしい製品』を積極的に購入することが、決して悪いということではありません。

『環境にやさしい製品』が売れれば売れるほど、
エコ製品に対する研究開発費が伸びていき、技術革新が進むのですから♪



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