打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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おっさんの独り言



新札発行と、動き始める『個人マネー』

2004年11月14日


今月、ついに新札が発行されましたね。

一説によると、
今後一年で数十兆円単位の個人マネーが動くと言われているそうです。

一つ目の流れは、
新札発行により、タンス預金を旧札から新札に替える必要があり25兆円が動く。

二つ目は、2005年4月のペイオフ解禁により、42兆円の普通預金が動く。

以上、合計すると67兆円が動くそうです。
いやはや、67兆円というと、凄まじい額ですね。。
(ちなみに、東証の時価総額は約400兆円也)

そこで、この資金が株式市場に流れたら・・・と、
夢見る証券関係者は多いそうですが、果たしてそううまくいくのでしょうか?

ある有識者の意見によると、
資金は株式ではなく、日本国債へ流れることが一番考えられるとのことです。

何故ならば、上記のような性格の資金は、
全額保護が保障されない金融商品を嫌って動くものであることと、
日本国債は国の保証が付く上、金利が普通預金よりは高いからです。

個人的に、なるほどもっともな予想だと思いました。

だって、もし個人の資産が株式投資へと向かうのであれば、
前回のペイオフ騒動の時、既に動いているでしょうね。。

実際、個人国債は近年の低金利による背景も重なり、
着々と売れ発行額は増加傾向にあります。

国としては、日本国債が『個人』という新たな引き受け先が登場したことで都合がよいのでしょう。。

しかし、個人的な意見としては、日本国債への投資は賢明とは言えません。

むしろ、日本人は一番の危険を忘れているのだと思います。。

そこで恐縮ながらおっさんの意見を申し上げさせてもらいます、

「円建てにおける表面的な金利ばかりに目を捕らわれてはいないか??」と。


  • 1%に満たない金利だけに目がいってしまい、結果的に損をすることにならないだろうか??

  • 日本人は『円』自体の価値が目減りするリスクがあることを忘れていないだろうか?

そもそも『円』というお金の価値は、
『絶対的』な価値があるのではなく、『相対的』な価値を持つものです。


典型例としては、
ニュースで、「本日の東京為替市場の円相場は1ドル=○○○円」と、毎日やっおります。

つまり、例え10%の金利がついたとしても、円がドル建てで50%暴落したら、
その預金残高は45%も暴落したこととなるのです。。

最近は、手数料欲しさに証券会社や銀行、郵便局の窓口で、
日本国債への投資をゴリ押ししておりますが、

視野をもっと広くしてほしいものです。。

しかし、冷静になってみると、
『投資家』として経済への自分の見解を持ち、本格的に株式投資を始めるには、
かなりの動機や決断以上に『勉強』が必要不可欠です。

そんな時間は普通ありませんよね??

おっさんも最近は仕事で忙しいから、その気持ちは十分にわかります。(笑)

でも、投資家として株式投資を始めることで、
どれだけ自分の視野が広がり、人生の楽しみを得られるか?

そもそも楽しめる上、自分の資産を増やすことができる趣味はそうそうありませんよね?

まあ、スポーツように健康にいいか??と、突っ込まれれば困ってしまいますが・・・(笑)

今後、日本にも『投資文化』が育ち、どんどんと広がっていけばいいですね♪

おっさんも、今後とも「打倒!金持ち父さん」を通し、
日本の投資文化の発展に少しでもお役に立てれば!!と思いました☆



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