打倒!金持ち父さん サイトマップ お気に入りに追加 | ||||||||||||||||
バフェット師匠のよみ!2004年3月11日「欧州やアジアの外国投資家は『ドル』で水浸しになるだろう」 これは、おっさんが目指すバフェット師匠が、 2003年度のバークシャー・ハサウェイ年次報告書で表明した言葉です。 簡単に言えば、 今後、『ドル安が広がる!』というバフェットのよみが発表されたということですね。。 バフェットは、現在の為替レート程度では米国の貿易赤字は減らないだろうと指摘し、 米国外でドルが行き場を失くす可能性を危惧しております。 実際バフェットは、ドル資産の目減りを抑えるため、 2002年度後半からユーロなど5つの通貨に投資を始め、 昨年末で百二十億ドルの残高になったとのことです。 また、現在の株式市場についても言及し、 企業の収益力に対して株価は割高だと判断しており、 現金のポジションは昨年の三倍の三百十億ドルに膨らんでいるとのことでした。 これらのバフェットの考えをそのまま受け入れるのか?は、 あくまで投資家一人一人の判断ですが、 個人的にはバフェットの意見は他のアナリストの意見より慎重に耳を傾けようと思います。。 まず、今後『ドル安』が進んでいくとのことですが、アメリカの貿易赤字が膨らんでいく以上、 ある程度は覚悟しなくてはならないでしょう。。 その際、我々中国株投資家が取る作戦としては、『円売り、中国株買い』でしょう。。 現在、米ドルと人民元がペッグされていることで、 為替市場においては大きな矛盾が働いております。。 おっさんは長期的に見れば、現在円高だと思っておりますし、 同時に人民元安だとも思っております。 そして、ここに米ドルが安くなれば、 おっさんのポジションから見ればこんなに有利なことはないわけです。 もちろん、『為替』を予想することはとても難しいことだと思いますし、ほぼ不可能でしょう。 その際、我々投資家が身に着けなくてはならない力とは、 『為替』が大きく変化した時に適応する力だと思います。 普段、『円』をベースにしている我々としては、簡単に言えば、 「円高の時には、他の通貨建ての資産を購入する!」 「円安の時には、円建て資産を購入する!」 ことを実行すればいいのです。 現在、円高なのか、円安なのか?という、 考えを投資家は自分の中で常に答えを持っていればいいと思います。 ちなみに、おっさんは現在、『円高』だと思っております。(笑) また、バフェットの株式市場に対する悲観的な意見ですが、これも無視できない意見です。 おっさんは個人的に、バフェットの一番凄いところは、 自分が割高に感じた時にWaitのポジションをしっかりと取っていることだと思っております。 もちろん、バフェットの企業に対する評価能力が優れていることは言うまでもありませんが。。 おっさんは、投資家にとって一番大切なことは、 『自分の意見・スタンスを持つこと』だと思っております。 外部から入ってくる他人の意見に対しては柔軟に対応した方がいいと思いますが、 投資家としての自分のスタンスだけは頑固に守り通すことが重要なのではないでしょうか? 世界的なレベルでの株式市場が今後短期的にどう動くか?は、 誰にも予測不可能ですが、 個々の銘柄レベルでファンダメンタルをしっかりと分析することで、 割高な銘柄に投資しないことが重要です。 極論になりますが、今後マーケットがどのような方向へいくへしても、 割安な銘柄に投資するチャンスはしっかりと存在します。 確かに、バフェットレベルの投資家になってしまうと、 投資可能な時価総額をつけた企業が限られてしまいますので、 マーケット全体が割安な時期にしか身動きが取りづらいのでしょう。。 しかし、我々個人投資家レベルでしたら、 どんな銘柄にでも投資できるという、有利な環境にいるわけです♪ 皆様、頑張って投資研究に励んでいきましょう♪ |
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