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おっさんの独り言



『ネット』と『金融』をうまく活用した金融商品、
『グッドローン』

2005年2月20日


各銀行が、しのぎを削って低金利商品を次々繰り出す『住宅ローン』、

そのなかで、他でもない『銀行員』から
高い人気を集めている住宅ローン会社があるそうです、

その名も『グッドローン!

ソフトバンク系の上場企業である『ファイナンス・オール(8437)』が、
2001年5月から始めた商品で、

「リスクが高い!」と、
銀行が二の足を踏んできた『長期固定ローン』に特化しているのが特徴です♪

その2004年9月期の新規融資実行額は、
前年同期比65.4%増の260億円と急成長中であります。

注目の金利は、銀行が長期固定で追随し始めた現在でも、

住宅金融公庫との提携ローンでは、
35年固定で『2.23%』と、都市銀行に比べて金利はかなり低いです♪
(調査したところ、三井住友では30年で『2.95%』)

ところで、『0.5%の違い』がどんなものか?
実際にシュミレーションしてみました♪

以下、シュミレーションです。

30年間、5000万円の借り入れ(ボーナス時返済はなし)として設定してみたところ、

前者では、月々の返済額190613円、総返済額6862万円。
後者では、月々の返済額209456円、総返済額7540万円。

以上の結果となり、その差額はなんと!『678万円』になりました。
(フェラーリは買えないけど、ベンツなら買えます!)

やはり、『複利の力』はあなどれませんね。。(汗)
運用での『複利の力』はコチラを参考にして下さい


逆に我々投資家としては、
資産運用においても投資家としてレベルアップをはかることで、
さらなる0.5%の運用利回りを追求したいところですね!


さて、話が戻りますが、
『グッドローン』の人気の秘密は、『低金利』だけではありません。

『繰上げ返済』を返済額1万円からネットで24時間可能にしたり、
その際の手数料を無料にしたりと、
金融商品として『柔軟性』がとても高いです。

ネットはうまく活用することで、『コスト削減』が可能なだけでなく、
商品としても『便利』ですね♪

さらに、『金融商品』としておもしろいな〜と、感じたところは、
この商品は、『証券化』することで
投資家に債券として販売するビジネスモデルとなっていることです。

このモデルだと、35年を待たずに収益をすぐに回収することができます。

『インターネット』と『金融』は親和性が高いと、
一般的に言われておりますが、
『グッドローン』はとても勉強になる事例だと思います♪

皆様も、マイホームを購入するときには是非、ご参考にして頂ければと思います♪


さて、住宅ローンの証券化市場が、2005年度にも5兆円に拡大する見通しです。
(ちなみに、アメリカでは400兆円)

近年、長期金利が遠からず上昇するとの見方が強まったことで、
『長期固定型』ローンの需要は増加しますが、
契約後に金利が上がると銀行は『逆ザヤ』に陥るリスクがあることから、
これまで長期固定型のローンへの参入は二の足を踏んでいました。

そこで、この金利変動リスクを『証券化』することで外部化するようになったのです。

銀行にとっては、ローン債権を『証券化』して売却することで
長期の債権を一度に回収することができ、
さらに、前倒しで得た利益は新たな融資に向けられるので、
資金が効率的に回転する利点があるのです。

一方、低金利下で運用難に悩む機関投資家にとっては、
安定して比較的利回りの高い住宅ローン担保証券を
投資先として有望視していることから、
さらなる普及が期待できるということです。

近年は、何でも『証券化』の流れがありますが、
やはり『金融』を使いこなすことでより経済が効率的に回るようになります。

とても勉強になるいい事例ですね♪



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