打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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FX投資シュミレーション

「日本の金利が上昇し、

    『逆スワップ』が発生したらどうする!?」

〜プライオリティを明確化し冷静に投資する!〜






〜ご質問〜



はじめまして。



いつもHPを楽しく拝見させていただいています。




私も外国為替証拠金取引をやっているのですが、



おっさんさんの投資方法と同じ感じでやっています。



(もうちょっとアクティブにやってますが、


それが結果的には損を生み出しております。(苦笑))



ところで、ふと疑問に思うのですが、



ご存知のように日本は金利が最低で尚且つ量的緩和まで行っています。




しかし、最近デフレも収束し消費者物価もプラスになろうとしています。



そこで、


2006年春にも、量的緩和が解除されるのでは?


 との憶測が飛び交っています。



そうなると、これから金利が上がっていくことも考えられます。



そうしますと、遠い将来アメリカとの金利が逆転し、


ドルロングのポジションを持っていると、キャリーコストが発生してしまいます。


といってドルショートは、



日本の将来を考えても出来ませんよね。



そうなると、やはり外貨預金か外債を買うということになるのでしょうか?



                          Quetion by カミヤン さん

※参考:おっさんは、2001年9月、『100万円の軍資金』で、投資をはじめました♪

 おっさんの『お金持ちへの道』途中経過♪
  → 『運用成績』、『配当金』、『不労所得グラフ♪』 『年度別運用成績』 『投資先投資レポート
  『当サイトの運営方針』 『自己紹介』 『メディア掲載履歴


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〜回答〜



米国の金利<日本の金利


 となった場合、



ドルロング(=米ドル買い)のポジションを持っていると、


キャリーコスト(=逆スワップ)が発生してしまう。。



確かに、



カミヤンさんがおっしゃれる通り、決して想定外!とはいいきれませんよね。 



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そこで!我々投資家は、


・このような状況になった時にどう対応していくのか?


 という、


想定シュミレーションをしておかねばなりません!!



さてさて、2005年は、


『20円近く!』も「円安・ドル高」へ進んだ年でしたが、



一番大きな要因は、


『日本とアメリカの金利差が開いた!』ことによる為替変動でありました。



そこで、


「米国の金利<日本の金利」となった場合を考えると、



この場合、


2005年とは逆に!


『ドル安・円高』へ一気に進む!ことが想定できます。



それでは、考えていきましょう♪



状況を整理すると、


『逆スワップポイント』が発生する!


『円高』へ大きく進む!




 という条件において、



「投資家としてどのように行動するのか?」


 ということですね。



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それではここで!


FX投資の目的・投資戦略の初心へ戻りましょう♪



FX投資の目的は、


『外国通貨建て資産へ投資すること!』であり、




FX投資の根本にある『投資戦略』は、



『円安リスク』をヘッジする!


(おっさんとしては、)


・十年後・二十年後に日本円の価値が低下している!


という考えから外貨投資(=円売り)をする!



 であります。



(※参考:『ジャパンリスクをヘッジしろ!』『日本は大丈夫か?』



以上の投資戦略と照らし合わせると、



長期的に考えれば、


『円高の時に外貨へ投資すること!』は、


大きなチャンス!であり、シンプルに考えて当たり前のこと!
であります。



一方、


『スワップ』の位置づけを考えると、


FX投資の根本にある目的と比較すれば、


あくまで『二次的な収益』に過ぎない!のです。



よって、


「短期的に逆スワップが発生したとしても、米ドル買いを続ける!」


 という戦略が、



『円高=外貨投資のチャンス!』という意味で、


ロジックに則っている!
のではないでしょうか?



また、


FX投資における投資収益は、大きく分けて、


『キャピタルゲイン』と『インカムゲイン』がありますが、



今回の場合は、短期的に戦略を変更して!


・スワップによるインカムゲイン戦略から、


・為替レート差によるキャピタルゲイン戦略へ転換すること
が、


 投資シュミレーションとして正解なのではないでしょうか?




以上がシュミレーションでありますが、



シュミレーションをしてきたものの、


アメリカの金利が極端に下がることは、なかなか想定できません!




何故ならば、


米ドルは世界の『基軸通貨』であり、


アメリカは『貿易赤字国家』であり、『財政赤字』を抱えている債務国
ですから、



アメリカ経済、そして、グローバル経済を安定させるためには、


必ず!『米国国債の買い手』が常に存在しなくてはならない!のです。



そこで、


誰かに米国国債を買ってもらうには、『魅力的な金利水準』が必要となりますから、


急激に!アメリカの金利が下がることは考えにくい!のです。



以上でありますが、


短期的に米ドル買いに逆スワップが発生したとしても、



・長期的に、そして、シンプルに考えれば、円高は外貨投資のチャンス!、


・逆スワップが発生してしまう時期は永遠ではない!



 ということを考えれば、



「一時的に場をしのぐこと=逆スワップに耐えること」が、



大きな成功への投資戦略なのではないでしょうか?



おっさんは、『実践的FX投資戦略』通りに、投資していきたいと思います!!



以上、


FX投資には、


為替変動差によるキャピタルゲインと、金利差によるスワップが存在し、



両方がプラスになったり、マイナスになったり、


反対だったりするため、収益スタイルが複雑であります。



よって、複雑な状況の場合、



どちらを優先するのか?という、


優先度(プライオリティ)を格付けしなくてはなりません。



『二兎を得る者、一兎を得ず!!』


プライオリティを明確化し、混乱せずに、冷静・賢明に投資していきましょう♪



以上、


おっさんには、うまく言葉にすることが難しかったのですが、



今回の想定シナリオが実際に発生した場合の



『具体的な対処法・投資法』につきましては、



現実的にそうなる時が近づいた時に、投資法を調整していきたいと思います♪




まとめ


・インカムゲイン戦略からキャピタルゲイン戦略への転換が必要だが、


米ドル買い(=外国通貨建て資産への投資)という基本戦略は変わらない。



・『A』・『B』の2つの通貨が存在し、Aの方が金利が高いのであれば、


 Aの価値が上昇していく方向へ為替は変動する。






Answered by おっさん


参考リンク


 →『FX投資の長期投資戦略 〜出口戦略の有無が勝敗を分ける!〜』


 →『FX 手数料比較』


 →『FX 取引会社の選び方』



オススメ!


 →『投資スタイルで選ぶ!ネット証券ポートフォリオ』



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※ この回答に対して、わかりにくい部分があれば、 さらに詳細に更新したいと思いますので、
  どうぞご連絡下さい♪
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