打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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『日本国債』の安定消化に赤信号!!その@

〜個人投資家の『日本国債』離れが止まらない!〜




国の借金の伸びが止まりませんっ!!(泣)


まずは、

日本の2010年度予算をご覧下さい♪


2010年度予算

合計92.3兆円

歳入

国債費 44.3兆円
税外収入 10.6兆円
税収  37.4兆円

 
歳出

国債費 20.6兆円
地方交付税 17.5兆円
政策経費 53.5兆円
(内社会保障 27.3兆円)


いかがでしょうか??



歳入(国の収入)において、、


・日本国債の発行(44兆円) >> 税収(37兆円)

 となっているのです。。


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これは、


年収700万円の家庭が、、

お金が足りないから、、

 → さらに!!900万円の借金を追加でしている。。

 のと、同じ!!イメージです。。



また、日本国債の借金返済だけで、、

 → 『年間20.6兆円』となっているのです。。


本来の、純粋な収入♪である、

 → 税収が、『37兆円』なのですから、、

その内、半分以上!!の、

『20兆円』が借金返済とは、、

 → かなりキツイ!!台所事情ですね。。


しかも!!

・現在は、かなりの『低金利♪』ですから、、

 → 今後、金利が上昇!!してしまったら、、

 → 借金返済分が、さらに増えてしまう!!のです。。(泣)


日本の財政状態は、かなりキツイですね。。


それでは、さらに!!

3年後の2013年度の財政予測を見てみましょう♪


2013年度予算(予測)

合計100.3兆円

歳入

国債費 55.3兆円
税外収入 4.2兆円
税収  40.7兆円

 
歳出

国債費 27.9兆円
地方交付税 16.9兆円
政策経費 55.5兆円
(内社会保障 30.5兆円)


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歳入における、

日本国債発行がさらに!!上昇し、、


もちろん、歳出における、

日本国債の返済分が、さらに!!上昇しているのです。。。


しかも、こうしている間に、、

・少子高齢化、労働人口低下が進むことにより、、

 → 社会保障費は、『年間=1兆円』の自然増加!!

 が見込まれており、、


社会保障費は、30兆円を突破!!します。。


このように、日本の財政は、

 → お先、真っ暗。。


 でありますが、


・国債の年間発行200兆円、
・残高1000兆円

 の時代は、もうすぐそこ!!です。。


そうなると、、

 → 日本国債の『買い手』問題が発生してきますが、、


徐々に、、

・頼みの!!個人金融資産

 では足りなくなり、


既に、、退職者の増加!!により、、

・公的年金も、売り!!に回ります。。


日本国債が、市場にうまく消化されなくなると、、

(=日本国債が売れなくなると、、)


 → 日本の長期金利が上昇!!します。。


つまり、

・長期金利の安定♪

 を支える!!

『資金調達メカニズム』に変化!!が生じてきているのです。。



これまでの、、

「日本国債、みんなで買っているから安全♪」


そんな、『国債神話』の死角がみえてきているのです。。


簡単に表現すると、、


〜投資家の日本国債離れじわり〜

・公的年金は資産取り崩し 
・郵政は運用多様化へ


 でしょうか??


日本国債の発行残高のうち、

・国内投資家の保有比率は、『9割超!!』

 と、


これまでは、ほとんどが、

 → 日本国内で消化されております。


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また、

日本郵政を含めれば、公的年金や日銀など、

・公的部門の保有が、『ほぼ半分』を占めております。


 → つまり、国の力で、

 → 無理やり!!安定消化している部分が大きい!!のです。


逆に考えれば、日本国債発行の半分以上が!!

 → 市場評価にさらされていない!!

 ということであり、


本来であれば!!

 → 日本国債は、もっと売れない存在であり、、


日本の長期金利は、もっと高いはず!!なのです。


つまり、

無理やり!!買い支えて、、

 → 長期金利を低くしている!!
のですね。。


しかしながら、

 → この『構図』はいつまでも続かない!!ようです。。



例えば!!じわじわと、

『日本国債離れ』を進めている投資家がいます。


それは、

 → 日本の個人投資家です。



日本国債への投資は、正直、

『低金利』のため、あまりうまみがありません。。


そのためか、

2010年1月発行の個人向け国債は、

・販売額が過去最低!!の『2412億円』

(5年物が1866億円、10年物が546億円)

 に終わりました。。



現在の個人向け日本国債の金利は、


・5年固定金利型が、

 → 『0.44%』と発行開始以来の最低水準、

・10年変動金利型でも、

 → 『0.45%』

 と低く、金利投資のうまみは、全くありません!!


そのため、ぜんぜん!!人気がないのです。。。



2003年に始まった、

個人向け国債の販売は、


販売額が、ピークの2005年4月には、

 → 『2.3兆円』にまで達し!!


日本の個人投資家は、

日本国債消化における、『有力な担い手♪』でありました。


しかしながら、ここ数年は、

販売額が減少傾向にあり、

 → 残高も、『27兆円』で頭打ちの状態です。。


個人向け国債の不人気ぶりを踏まえると、


今後は、むしろ!!

既発債の償還(国としては、借金の返済)が、重荷となってきます。。



それでは、

・『銀行預金』の形で、

 → 吸い上げられた!!


もっと大量の個人マネーは、どうでしょうか??



次回は、『銀行部門』をみてみましょう♪



※日本の金融危機が起きる前に!!

 → 今こそ!!個人金融資産の『インフレ対策♪』が必要不可欠ですっ!!

 → 参照:『外国通貨建て資産へ投資する!!ということ。


※参考:おっさんは、2001年9月、『100万円の軍資金』で、投資をはじめました♪

 おっさんの『お金持ちへの道』途中経過♪
  → 『運用成績』、『配当金』、『不労所得グラフ♪
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