打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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外貨預金は自分で作る!



『銀行の外貨預金』は、、


 → 『銀行』が『得』をして、、

 → 『投資家』が『損』をする!!



 『金融商品』である!!ということは、


外貨預金は損!?を徹底分析』のページで証明されましたから、


このページは『実践編!』として、


外国為替証拠金取引(FX)を用いて、

 → 自分だけの『真の外貨預金』を作ってみましょう♪


銀行の外貨預金としっかりと区別するために、

ここでは『真の外貨預金』と勝手に名付けました♪(笑)

それではまず、外国為替証拠金取引においてどのくらい得になるのか?

復習していきましょう♪


参考:『外貨建てMMF徹底分析♪外貨預金よりも外貨MMFの方が有利で安全な理由♪



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  •  Check 1  手数料

    外貨預金の手数料の『10分の一』(米ドル)〜『50分の一』(英ポンド)の手数料でポジションを取ることができる。

     Check 2  金利

    レバレッジをかけなくても外貨預金の定期金利よりも高い金利を得ることができる。

     Check 3  期間

    外貨預金だと定期にすると期間中に解約ができない、又は解約手数料がかかることがあるが、いつでもリアルタイムでポジションを解消することができる。

     Check 4  為替変動リスク

    為替変動リスクに関しては、どちらも同じです。
    しかし、外貨証拠金取引はいつでも取引ができることや、コストが低いことから、金融商品としてのリスクは外貨預金よりも低く、リターンも高いと言えるでしょう♪

それでは、

Lv=3.3倍VS大手都市銀行の『外貨預金』で、

いろいろな場面でのシュミレーションを具体的に行っていきます!


※今回レバレッジは『3.3倍(×0.3)』と設定されております。
※都市銀行の外貨預金は『1年定期』の利率で計算します。


手数料と金利でどのくらいパフォーマンスに差が出てしまうのか?


ここでは、高金利通貨の代表選手!豪ドル(オーストラリア・ドル)で試してみます♪

(金利と手数料の面で『差』がわかりやすいと思います。)

ちなみに都市銀行においての豪ドル為替手数料は、往復で『4円』です。


条件:
1万豪ドルを投資し、
1年後にポジションを解消する (為替レート:1ドル70円(現在)→70円(1年後))

Aさん -- 外貨証拠金取引
為替差益
0円
受取スワップ
100円×365日=36500円
往復為替手数料
10000通貨単位×10銭×2(往復)=2000円
必要証拠金
70円×10000×0.3=210000円

運用成績
0円+36500円―2000円=+34500円
運用パフォーマンス
34500/210000×100=16.4%

外貨証拠金取引業者の利益
2000円
 

Bさん -- 外貨預金
利息
10000×3.6%=360豪ドル
買い付け時元本
TTSレート72円×10000ドル=720000円
解約時元本
TTBレート68円×(10000ドル+360ドル)=704480円

運用成績
704480円−720000円=−15520円
運用パフォーマンス
−15520/720000×100=−2.15%

銀行の利益
20360ドル×2円=40720円(儲けすぎ!!)
  


条件:
1万豪ドルを投資し、
1年後にポジションを解消する (為替レート:1ドル70円(現在)→80円(1年後))

Aさん -- 外貨証拠金取引
為替差益
10000通貨単位×10円(80円―70円)=100000円
受取スワップ
100円×365日=36500円
往復為替手数料
10000通貨単位×10銭×2(往復)=2000円
必要証拠金
70円×10000×0.3=210000円

運用成績
100000円+36500円―2000円=+134500円
運用パフォーマンス
134500/210000×100=64.1%

外貨証拠金取引業者の利益
2000円
  

Bさん -- 外貨預金
利息
10000×3.6%=360豪ドル
買い付け時元本
TTSレート72円×10000ドル=720000円
解約時元本
TTBレート78円×(10000ドル+360ドル)=808080円

運用成績
808080円−720000円=88080円
運用パフォーマンス
88080/720000×100=12.2%

銀行の利益
20360ドル×2円=40720円(儲けすぎ!)
  


条件:
1万豪ドルを投資し、
1年後にポジションを解消する (為替レート:1ドル70円(現在)→60円(1年後))

Aさん -- 外貨証拠金取引
為替差益
10000通貨単位×−10円=−100000円
受取スワップ
100円×365日=36500円
往復為替手数料
10000通貨単位×10銭×2(往復)=2000円
必要証拠金
70円×10000×0.3=210000円

運用成績
−100000円+36500円―2000円=−65500円
運用パフォーマンス
−65500/210000×100=−31.2%

外貨証拠金取引業者の利益
2000円
  

Bさん -- 外貨預金
利息
10000×3.6%=360豪ドル
買い付け時元本
TTSレート72円×10000ドル=720000円
解約時元本
TTBレート58円×(10000ドル+360ドル)=600880円

運用成績
600880円−720000円=−119120円
運用パフォーマンス
−119120/720000×100=−16.5%

銀行の利益
20360ドル×2円=40720円
 


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自分だけの『真』の外貨預金の作り方♪


以下の表は、
1万通貨単位のポジションを取るのに必要な軍資金(証拠金)と、年率換算の金利です。

通貨ごとの『金利スワップ』を参考にして、
うまく組み合わせることで、自分だけの外貨預金が出来上がるのです♪

ネットフォレックスにおいては、2004年9月現在、以下の運用パフォーマンスとなっております!

必要証拠金 金利%(年利換算)
米ドル 330540円 11.9%
ユーロ 395640円 6.54%
豪ドル 230730円 16.4%


※一日あたりの受け取りスワップ金利は米ドル=30円、ユーロ65円、豪ドル=100円です。

以上のパフォーマンスを組み合わせてポジションを取れば、
自分だけの外貨預金を作り出すことができるのです♪

例えば、
豪ドルの金利パフォーマンスが高いので組み入れ比率を高めて構成するとして、

「豪ドル4万単位+米ドル1万単位+ユーロ2万単位」という、ポートフォリオを作ると、

一日あたりの受け取りスワップ金利は、

豪ドル=400円(100円×4単位)+米ドル30円+ユーロ130円(65円×2単位)=560円となります。

年率換算で、560円×365日=204400円の受取スワップとなり、

必要証拠金は、豪ドル=922920円(230730円×4単位)+米ドル=330540円+ユーロ=791280円(395640円×2単位)=2044740円です。

よって、設定した『オリジナル外貨預金』の金利は、

204400円/2044740×100=『10.0%』となるのです。

投資する通貨を自由に組み合わせることで、『金利10%の外貨預金』が出来たのです♪

銀行の外貨定期預金(1年もの)だと、
米ドル1%、ユーロ0.5%、豪ドル3.5%ですから、
やはり自分で金融商品を作った方がいいですよね♪

もちろん、
外貨に投資をするということは、『為替リスク』が伴いますから、
為替の変動により、パフォーマンスがより改善したり、悪化したりすることがありますが、

『円』のポジションにしていても、
『為替リスク』から逃れることは出来ませんから、
その時々において『お買い得な通貨』を発掘していきましょう♪


参考:『おっさんの外貨証拠金取引戦略

2005年10月時点の『おっさん外貨預金』は、金利『13.48%』となっております♪


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今回は、具体的なシュミレーションを行いました。

やはり、我々のような投資家の場合、
言葉で説明するより数字で説明した方がいいですよね♪

『外貨証拠金取引』は、
比較的、金融知識が乏しい方には少々難しい金融商品だと思いますが、
なるべくわかりやすく説明したつもりです♪

投資家としてリスクとリターンをしっかりと分析し、
外貨証拠金取引が有利な投資先の一つだとして、ご理解頂けたら幸いです♪

(計算、疲れた〜。。(笑))



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