![]() |
|||||||||||||||||
![]() ![]() ![]() |
|||||||||||||||||
![]() |
今回は、 『米国株への投資シナリオ』ということで、 『アメリカの不動産』について取り上げていきます! アメリカでは、2000年以降、 住宅価格のハイペース!な高騰が続いており、 我々、 米国株投資家にとっては、 「いつ、住宅バブルが崩壊するのか?」 スポンサード リンク これが、 『今後10年間の米国株投資』における、 一つの『大きなポイント』と呼べるでしょう♪ 『不動産・住宅バブル』が崩壊すれば、 当然、 アメリカの『個人家計のバランスシート』が悪化し、 ・個人資産が減少、 ・負債が増加しますから、 アメリカの景気が悪化!、 米国株は急落!し、 我々長期投資家にとっては、 10年単位での『絶好の投資チャンス!』となることでしょう♪ もちろん、 「バーゲンセールがいつ訪れるのか?」 誰にもわかりませんが、 まずは、 ここ数年の『米国住宅市場』について、研究していきましょう! 米国の住宅価格は、 1990年代と比較して、高騰!しており、 『平均的な住宅価格』の『家計所得』に対する比率は、 以下の通りとなっております。 1990年代平均 2005年 地価が高い 東西沿岸部都市 3〜7倍 6〜10倍 アメリカ全国平均 2.6倍 3.1倍 ※簡単にいえば、 「住宅の値段が年収の何倍か?」という比率です♪ また特に! 2005年の『中古住宅価格』は、 全米平均で『前年比+15%』となっているのです! 上記のデータは、 あくまで全国平均ですから、 各都市の高級住宅街では、 さらにハイペースで価格が高騰しているということですね! さて、住宅価格高騰の『要因』として、 『低金利』や『人口増加』、『持ち家比率の高まり』などが挙げられますが、 なんといっても! 金融機関による『新しい金融商品』の開発により、 アメリカの個人が『レバレッジを高めてきている!』ことが一番の要因だと思います。 (参照:『レバレッジを武器として使いこなしてこそ! 卓越した投資家である!』) 日本に暮らす我々にとっては、異質に感じると思いますが、 アメリカでは、 『ホーム・エクイティローン』といって、 『住宅を担保にした貸し出し』が増加しており、 住宅を担保に差し出し、お金を借りる!ことで、 それを家計消費に回しているという構図があり、 この仕組みにより、アメリカの個人消費を底上げしているのです。 また、金融機関が、 『元本返済』を繰り延べて、 数年間は『金利だけ!』を支払えばいいというローン商品、 『インタレスト(=金利)・オンリー・ローン』など、 個人にとって、 レバレッジを掛けやすい!! 『新しい金融商品』を開発してきていることも挙げられます。 これらは一見、 「たいしたことなさそ〜」に、感じられるかと思いますが、 ここ数年のうちに、 自宅の価値が上昇!!したことで、 多くのアメリカ人は、強気!になり、 新たにお金を借りて、借金を増やしているのです! しかし、 これらの行動が『安全』であり続ける『絶対条件』は、 『住宅価格が右肩上がりで上昇し続けること!』のみであります。 『ホーム・エクイティローン』は、 資金を調達し、『レバレッジを高めている!』状態と同じですから、 「FX」と同じで、 『レバレッジコントロール』を失えば、 (参照:『FXにおけるレバレッジの活用法』) 一気に!『債務超過』となってしまうのです。。 日本における、『80年代のバブル経済』と同様、 「皆がやっているから大丈夫!」 というノリで、 その行動によって、 「将来的に、どのようなことが起きると想定できるのか?」 しっかりと考慮しないで、 上記のような行動を取ってしまうと、悲惨な結果が待ち受けているのです。。 ちなみに、 米調査会社、『S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)』によれば、 近い将来、 全国平均で『20%』、 人気の東西沿岸都市では『30%』の急落!!を予測している。 万が一、こうなると、 アメリカの家計の資産は、 一気に!『2兆ドル(250兆円)減少』し、 年間の消費支出は『1000億ドル(12兆円)程度減少』するという。 そして、この結果、 GDP成長率ベースで『−2%』程度の影響が出ることとなります。 これはあくまで、『予想』に過ぎないものでありますが、 歴史的に、 どのような『バブル』事例においても、 そうなる前に、何らかの『前兆』は出ているものです。。 『日本のバブル』だって、 今一度、冷静に考えてみれば、 『こうなるのは、当たり前じゃない!?』 って、思いませんか? 確かに、 その場(アメリカ)に暮らしていると、 どうしても、 冷静に!自分の行動を理解できないという、状況も理解できます。 その点、我々日本人投資家は、 海の向こうから、 『冷静に!』状況を判断することができますので、 ある意味、有利ですよね♪笑 以上、『米国株への投資シナリオ』でした♪ 『長期的な投資スタンス』を持った上で、 その基本スタンスから『大きく外れない範囲』で、 投資活動に励んでいれば、大きな失敗は防げると思います♪ 参照:おっさんの外国株に対する『基本スタンス』はこちらのページをご覧下さい♪ →『外国通貨建て資産へ投資する!』 お互い頑張りましょう!! こちらのページも、 当サイトの中で評判が良いようなので、よろしければどうぞ♪ →『誰もが必ず!!始めたくなる、株式投資講座』 スポンサード リンク <アメリカ経済の豆知識♪> 2004年、アメリカの消費者は、 住宅を担保にした借り換えや、ホームエクイティローンにより、 3170億ドル(=35兆円)を現金化しており、 これは家計の可処分所得の『4%』に該当する。 米国の家計は、 可処分所得の『120%』と、 かなり高い負債を負っているが、 その負債がここ数年で増え続けているのは、 住宅価格の上昇を活用したホームエクイティローンが増加していることも一因である。 |
||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
![]() |